<?xml version="1.0" encoding="utf-8" standalone="yes"?><rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"><channel><title>UX on Feature Branch Tech Blog</title><link>https://tech.feature-branch.co.jp/tags/ux/</link><description>Recent content in UX on Feature Branch Tech Blog</description><generator>Hugo</generator><language>ja</language><copyright>Feature Branch inc.</copyright><lastBuildDate>Mon, 06 Jul 2026 18:48:25 +0900</lastBuildDate><atom:link href="https://tech.feature-branch.co.jp/tags/ux/index.xml" rel="self" type="application/rss+xml"/><item><title>実体験から考えるユニバーサルデザイン ─ 視野欠損体験から見る『迷わない設計』</title><link>https://tech.feature-branch.co.jp/posts/2026/02/universal-design-from-visual-field-loss/</link><pubDate>Wed, 18 Feb 2026 03:00:00 +0900</pubDate><guid>https://tech.feature-branch.co.jp/posts/2026/02/universal-design-from-visual-field-loss/</guid><description>&lt;h2 id="はじめに">はじめに&lt;/h2>
&lt;p>今日は、視野欠損を体験したことをきっかけに、迷わない設計について、調べた内容と気づきをあわせて共有します。&lt;/p>
&lt;p>私は現在、左上25%が見えない状態です。
この体験をきっかけに、私だけでなく誰にとっても分かりやすい画面に必要なことは何か考え、今回このテーマを選びました。&lt;/p>
&lt;p>みなさんもボタンが見つからず、同じ場所を何度も探してしまった経験はないでしょうか。
見え方に課題がある人は、世界で約4人に1人（約27%）と言われています。&lt;sup id="fnref:1">&lt;a href="#fn:1" class="footnote-ref" role="doc-noteref">1&lt;/a>&lt;/sup> 視野の見えにくさは中心・周辺・半盲など形がさまざまで、日常のUI操作で迷いにつながる場面は想像以上に多いです。&lt;sup id="fnref:2">&lt;a href="#fn:2" class="footnote-ref" role="doc-noteref">2&lt;/a>&lt;/sup>&lt;/p>
&lt;p>&lt;img src="./images/Gemini_Generated_Image_otf2duotf2duotf2.png" alt="視野の一部が欠けた状態でPC画面を操作している人物">&lt;/p>
&lt;h2 id="1-視野欠損の状態で起きたこと">1. 視野欠損の状態で起きたこと&lt;/h2>
&lt;ul>
&lt;li>ボタンがあるのに見つからない&lt;/li>
&lt;li>画面端の通知に気づきにくい&lt;/li>
&lt;li>同じ場所を何度も探してしまう&lt;/li>
&lt;/ul>
&lt;p>機能不足ではなく、「次にどこを見ればいいか」が分からず操作が止まる状態でした。&lt;/p>
&lt;p>見える範囲の問題より、探索範囲が広がる影響が大きいと感じました。見えにくさのパターンは複数あり、困りごとは人によって変わります。&lt;sup id="fnref1:2">&lt;a href="#fn:2" class="footnote-ref" role="doc-noteref">2&lt;/a>&lt;/sup>&lt;/p>
&lt;h2 id="2-検証-もし左上が見えなかったら">2. 検証: もし左上が見えなかったら&lt;/h2>
&lt;p>同じ機能でも、配置次第で操作しやすさは変わります。&lt;/p>
&lt;ul>
&lt;li>ここでは、左上25%が見えない前提で、メニュー・保存・閉じるの見つけやすさを比べました。&lt;/li>
&lt;/ul>
&lt;p>&lt;img src="./images/Gemini_Generated_Image_j084eqj084eqj084.png" alt="UI配置と視野欠損の影響比較">&lt;/p>
&lt;ul>
&lt;li>標準UIは「いつもの場所」を手がかりに、次にどこを見ればいいか分かりやすい&lt;/li>
&lt;li>独自UIは探索が必要で、誰にとっても迷いやすい。視野欠損があるとその負担がさらに大きくなる&lt;/li>
&lt;li>配置や表記が不統一だと、健康な人でも使いづらくなる。視野欠損があると「存在していても使えない」状態になりやすい&lt;/li>
&lt;/ul>
&lt;p>迷いを減らしていたのは視認性だけでなく、配置の一貫性と「次にどこを見ればいいかが分かる状態」でした。この考え方は、アクセシビリティ基準でも重視されています。&lt;sup id="fnref:3">&lt;a href="#fn:3" class="footnote-ref" role="doc-noteref">3&lt;/a>&lt;/sup>&lt;/p>
&lt;h2 id="3-ui--ux--ud-を分けて考える">3. UI / UX / UD を分けて考える&lt;/h2>
&lt;ul>
&lt;li>UD（前提）: そもそも誰が使える状態を目指すか&lt;/li>
&lt;li>UX（体験）: ユーザーが迷わず目的達成できる流れになっているか&lt;/li>
&lt;li>UI（表現）: ボタン位置、ラベル、色、余白など画面上の見え方&lt;/li>
&lt;/ul>
&lt;p>例えば保存画面なら、UDは多くの人が迷わず使える前提、UXは迷わない操作の流れ、UIはボタン位置や文言などの具体表現です。&lt;/p>
&lt;p>迷いはUIだけの問題に見えても、実際はUDとUXの設計が大きく影響します。UDの基本は、できるだけ多くの人が特別な適応なしで使えるようにすることです。&lt;sup id="fnref:4">&lt;a href="#fn:4" class="footnote-ref" role="doc-noteref">4&lt;/a>&lt;/sup>&lt;/p>
&lt;p>今回の話は視野欠損を例にしていますが、UDの対象はそれだけではありません。年齢や色覚差、一時的制約など、状態が異なる人を含めて「最初から使える」ことを目指す考え方です。&lt;/p>
&lt;h2 id="4-迷わない設計の視点">4. 迷わない設計の視点&lt;/h2>
&lt;p>意識したいのは次の3点です。&lt;/p>
&lt;ol>
&lt;li>主要操作の位置を固定する&lt;/li>
&lt;li>色だけに頼らない&lt;/li>
&lt;li>探させない構造にする&lt;/li>
&lt;/ol>
&lt;p>色だけに頼らない情報設計もアクセシビリティ基準で重視されています。&lt;sup id="fnref:5">&lt;a href="#fn:5" class="footnote-ref" role="doc-noteref">5&lt;/a>&lt;/sup>
例えば、エラーは赤色だけでなく文言と警告アイコンを併記すると、見落としを減らせます。&lt;/p>
&lt;p>操作の型は統一し、個性はビジュアルと言葉で出す、という分担が有効です。例えば、ボタン配置は共通化し、コピーやイラスト、配色でらしさを出せます。&lt;/p>
&lt;!-- TODO: Nano Banana Pro挿絵 - 同じブランドトーンを保ちながら、操作位置は統一されている複数画面の比較図。『構造は一貫、表現は個性』が伝わる構図 -->
&lt;h2 id="5-明日から使えるチェック">5. 明日から使えるチェック&lt;/h2>
&lt;p>レビュー時は次を確認します。&lt;/p>
&lt;ul>
&lt;li>主要操作（保存・戻る・閉じる）の位置は一貫しているか&lt;/li>
&lt;li>初見ユーザーが主要操作を3秒以内に見つけられるか&lt;/li>
&lt;li>状態変化を色以外（ラベル、アイコン、テキスト）でも伝えているか&lt;/li>
&lt;/ul>
&lt;h2 id="まとめ">まとめ&lt;/h2>
&lt;p>UDは、あとから足すものではなく、最初の設計から考えるものだと感じています。&lt;/p>
&lt;ul>
&lt;li>状態の違いを前提にすると、迷いにくい設計に近づける&lt;/li>
&lt;li>その工夫は、結果として多くの人にとって使いやすさにつながる&lt;/li>
&lt;/ul>
&lt;p>開発が進んでいる今こそ、変更のたびに「次にどこを見ればいいか」が保たれているかを見ていきたいです。&lt;/p>
&lt;h2 id="参考文献">参考文献&lt;/h2>
&lt;div class="footnotes" role="doc-endnotes">
&lt;hr>
&lt;ol>
&lt;li id="fn:1">
&lt;p>&amp;ldquo;Blindness and vision impairment&amp;rdquo;, World Health Organization, 10 February 2026, &lt;a href="https://www.who.int/en/news-room/fact-sheets/detail/blindness-and-visual-impairment">https://www.who.int/en/news-room/fact-sheets/detail/blindness-and-visual-impairment&lt;/a>&amp;#160;&lt;a href="#fnref:1" class="footnote-backref" role="doc-backlink">&amp;#x21a9;&amp;#xfe0e;&lt;/a>&lt;/p></description></item></channel></rss>