スケジュール管理、してるつもりでした

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はじめに

「スケジュール管理って何が正解?」と悩んでいませんか。

はじめに

私はPMになってからのこの1年間、Jiraやスプレッドシートなど、色々なツールを試してきました。 その都度「これが最適解だ」と思っていました。

でも実際は、ツールの更新に追われ、 良かれと思った仕組みが逆に現場の負担を増やしていました。

振り返ると、当時は「管理している気になっていただけ」だったのかもしれません。

今日は、私がこの1年で直面したリアルな失敗と、そこからの気づきをお話しします。


1. ガントチャートから始めた、私の現場

PMに就任した当初、プロジェクトではJiraのガントチャートを使っていました。

ガントチャートでの管理

最初は「これで全体の進捗が見える」と手応えを感じていました。

しかし、現場では日々、予期せぬズレが発生します。 タスクが2日遅れると後ろも連鎖的にずれるため、毎朝の引き直し作業に追われる結果に。

ここで得た最初の気づきは、 「ガントチャートは計画には強いが、日々変化する現場を追うには重すぎる」ということでした。


2. 迷走、そして現在の運用へ

Jiraのガントチャートをやめ、リストビューに切り替えました。 しかし今度は「いつ終わるか」が見えなくなり、全体の節目を管理する「スプシカレンダー」を自作しました。

管理ツールの模索

さらに、細かい進捗やメモが追えなかったため、独自の「スプシのタスク一覧」を作成。 PR後の細かい状態を追うために「SlackのPR一覧」も導入しました。

これらを私が確認して回ることで、PMとしての状況把握は劇的に楽になりました。

——ただし、これが「現場にとっても最適だったか」というと、話は別でした。


3. 試行錯誤から導き出した「3つの引き算」

私が状況を把握するためにツールを重ねた結果、 現場のリーダー層には複数の管理工数を強いることになってしまいました。

3つの引き算

この迷走を経て痛感したのは、 管理の仕組みは足し算ではなく引き算で考えるべきだということです。

現場を回すための視点は、次の3つに絞れます。

  • ① 残り 完了していない残タスクがどれだけあるか
  • ② 担当 今、誰のところでボールが止まっているか
  • ③ 期限 絶対に動かせない最終期限はいつか

本当に必要な情報は、実はこれだけでした。


4. まとめ ─ スケジュールとタスクの「境界線」

色々と試して気づいたのは、 「スケジュール管理」と「タスク管理」を混同していたということです。

全体を確認するガントやカレンダーは「スケジュール管理」。 日々のボールの所在を追うリストやPR一覧は「タスク管理」です。

管理の種類問いかけ代表的なツール
スケジュール管理いつまでに終わるか(When)ガントチャート、カレンダー
タスク管理今何をすべきか(What)チケットリスト、カンバン、PR一覧

全てをまかなえる「たった一つの正解」には出会えませんでした。

だからこそ、私たちは「大枠の絶対期限はSlackのチャンネル上部に常に表示し、日々の細かな進捗はJiraチケットのステータス、PR作成後はSlackのPR一覧で追う」という、引き算のハイブリッド運用に行き着きました。

大切なのは、目的を分けて、本当に必要な情報だけに絞ることです。


おわりに

「きれいな管理ツールを作ること」や「PMが安心すること」がゴールではありません。

本当に大切なのは、 「現場のリーダーを含めたチーム全体が、一番迷わずスムーズに動けること」です。

未だに「これが正解」とは言い切れず、リーダーに負担をかけている現実もあります。

それでも、現場に過度な負担をかけず、危機をいち早く察知できる「ちょうどいい境界線」を目指して、明日からもチームと一緒に悩み、試行錯誤を続けていこうと思います。

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